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アミガサタケ

Morchella esculenta (L. : Fr.)
2005/5/8
【発生】 普通
●春、桜の散る頃から発生し始めるキノコです。
春のキノコはこれとシメジモドキ(ハルシメジ)がメインになるようです。
庭先や公園などにも発生し、しばしば気持ち悪いキノコとして掲示板などで
質問されているのを見かけます。日本での知名度は皆無に等しいですが
ヨーロッパのほうではモリーユの名前で広く知られている高級なキノコです。
姿の違いによってマルアミガサタケ、トガリアミガサタケ、チャアミガサタケ
などに分けられるようです。発生場所として良く聞くのは桜近く、イチョウの近く
ウドの近く、アルカリ性(コンクリートの近く等)の場所、焼け跡などで
うちの庭でも実際に桜の近くとウドの近くに発生しています。
【食毒】 食(注意)
●生だともろいですが火を通すことによって弾力が出ます。
ヨーロッパで使われているようにクリーム系やバター系などに合います。
乾燥させると非常に香りが強くなるそうですが試したことはまだありません。
日本のものはヨーロッパのものに比べ香りは今ひとつのようです。
生食すると中毒するそうなので食べる際には注意してください。



2005/5/3