2007/3/31 キケマン属特有の花に青色がとても綺麗
2007/3/31 花アップ |
2007/3/31 苞は全縁 |
2007/4/15 花後の結実果 |
2007/5/3 割れた刮ハと種子 |
北海道と東北の明るい広葉樹林下生えている多年草で好んで生える条件がカタクリと
似ているためしばしば一緒に生えているのも見かけることがあります。
花期は3-4月頃、地中の1-2cm程の塊茎から細い茎を伸ばし葉を展開させた後に
長さ2-3cm程の青い花をつけて、花の色はバリエーションに富んでいて同じ場所に
咲いていても紫の濃い個体から<薄い青の空色や稀に白花のものも存在するようです。
そのため花の色の違いだけでは他の種と見分けが付きにくく
特に近縁種のヤマエンゴサクなどと非常に似ていますがエゾエンゴサクは
苞(花の付け根あたりに付く小さな葉)が全縁の卵型であるのに対し
ヤマエンゴサクは苞の先が裂けているので見分けることができます。
夏には地上部が枯れて長い休眠に入るスプリング・エフェメラルです。
似ているためしばしば一緒に生えているのも見かけることがあります。
花期は3-4月頃、地中の1-2cm程の塊茎から細い茎を伸ばし葉を展開させた後に
長さ2-3cm程の青い花をつけて、花の色はバリエーションに富んでいて同じ場所に
咲いていても紫の濃い個体から<薄い青の空色や稀に白花のものも存在するようです。
そのため花の色の違いだけでは他の種と見分けが付きにくく
特に近縁種のヤマエンゴサクなどと非常に似ていますがエゾエンゴサクは
苞(花の付け根あたりに付く小さな葉)が全縁の卵型であるのに対し
ヤマエンゴサクは苞の先が裂けているので見分けることができます。
夏には地上部が枯れて長い休眠に入るスプリング・エフェメラルです。
利用法
毒の多いケシ科の植物にしては珍しく食用となり、花ごと食べられて彩りも良く若干の苦味はありますがシャキシャキとして歯ざわりも良くて食べやすい山菜の一つです。
花には蜜が多く根元の部分を吸うととても甘く、それだけでも幸せな気分になれます。
さっと茹でてからおひたしやサラダに、茹ですぎは禁物です。
地中にある塊茎は延胡索の名前で漢方や生薬として使用されたり保存食にされたそうです。
しかしそれらは乾燥させたりしてから使用してるので生から調理した場合は食用には向きません。
どうしても塊茎も食べたい方への参考リンク
栽培法
基本的にカタクリと同じように育てれば問題ないです。広葉樹の下などの早春日当たり良く夏には半日陰になる場所でが良いでしょう。用土は有機質が多く水持ち水捌けの良い土で
あれば問題ありません。カタクリよりは育てやすいと思います。
鉢植えの場合もカタクリと同じで秋から春の開花終了までは日の当たる場所で管理して
高温になる夏場は日陰の管理が望ましいです。
用土も同じで腐葉土を水捌け良く改良するか山野草用土を使うのが良いでしょう。
カタクリなどよりも虫に食害されやすいようで少し目を離すと花が全部ないものや
逆に葉がなくなっているという株もみかけますので注意が必要かもしれません。
増殖は実生で、花が終わると実が膨らみ熟しますので採り撒きします。