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シロオオハラタケ

Agaricus arvensis Schaeff. : Fr.
2005/6/29
【発生】 普通
●ハラタケ科のキノコは腐生菌が多くて有機物の豊富な土から発生するものが多いです。
このシロオオハラタケもそうで夏に竹や杉などの土がふかふかになりやすい場所に
好んで発生します。ひだは最初は白〜ピンク色で後に黒変していきます。
膜は破けた後つばとして残りますが傘に近いかなり上の部分に付きます。
全体的に白〜クリーム色ですが手で触れると黄変する変わったキノコですので
判別はたやすいです。画像のものは少し老菌です。
しかしドクツルタケなどのテングタケ科の猛毒キノコと間違われる例もありますので
同定は慎重に行いましょう。
【食毒】 食用
●食べられますがあまりおいしいと思うようなものでもないです。
マッシュルームに近い種ですが歯ごたえがないので万能ではありません。
汁物系やあんかけ、オムレツのようなものにもあうようです。
食べる場合は傘の開ききらないものにした方が良いでしょう。